2012-08-23

悪の教典

単行本のときからこれはちょっと読んでみたいなと思っていて、
ひさしぶりにわりと一気読みな感じで読み終えました。

悪のヒーローものとでもいったらいいのでしょうか。
こういう作品っていったいどれくらいの人がハスミンに対して
共感というか、惹き付けられるのかなあと気になってしまいます。
自分的には惹き付けられました。

(以下ネタバレあり)
(さらに…)

2011-02-02

新世界より

貴志祐介といえば、自分の中では圧倒的に「黒い家」でのホラーイメージなのですが、
今回はSFファンタジーといったところでしょうか。

最初は正直ハリーポッターの日本版?みたいな印象が強かったのですが、
途中からはグイグイ引き込まれるように3冊一気読みでした。

1000年後の未来という途方もないイメージの舞台設定といい、
呪力という力をもった人間とその社会性、バケネズミなど奇怪な生物たち、
現代の人間との対比、、などなど読み終えると実に深い!と感じました。

ホラーとはまた違った意味で背筋がゾクッとするような
人間という存在の恐ろしさを感じさせるストーリーです。


「新世界より」
貴志 祐介
講談社文庫
★★★★★(5点満点)

2008-07-01


「ホラー小説」といわれるものを読むことはめったにないのですが、
この本はストーリーとしてもかなり面白そうだったので買ってみました。

とりあえず表紙だけで十分怖い雰囲気なのですが、
ストーリーも背筋がゾクゾクする感じでした。

といってもやっぱりストーリーが緻密でしっかりしているので、
ホラーというジャンルにあえて括らなくても楽しめる作品だと思います。


「黒い家」
貴志 祐介
角川ホラー文庫
★★★★☆(4点)

2007-12-04


密室殺人という王道中の王道なミステリー。

“防犯探偵”なる設定も最初は面白いな~と思ったけど、
探偵にありがちな、自分だけわかって途中経過を人に教えなかったり、
最後の種明かしの場面などはやっぱりやり過ぎ感が・・・。

前半の推理部分と、後半の犯人の生い立ち部分が、
いきなりごそっと変わるのにちょっと違和感があったのと、
ロボットを使ったトリックに若干の疑問点が残ったのが
ちょいマイナスかな。
読みやすいのは読みやすかったです。

「硝子のハンマー」
貴志 祐介
角川文庫
★★★☆☆(3点)