2014-01-24

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「ブルー・ゴールド」というタイトルなので、当然のことながら水資源をめぐる争い
のストーリーではあるのですが、ちょっと規模感が町レベルなのが、、

登場人物ははクセのあるタイプが多くておもしろいのですが、
あまりぐいぐい引き込まれる感じではなかったです。


「ブルー・ゴールド」
真保 裕一
朝日文庫
★★★☆☆(3点)

2010-11-19

最愛

昔の真保裕一の小説のほうが好きだったなーと毎回言いつつも、
新作が出るとついつい買ってしまいます。

今作はあらすじを読んでもかなりミステリー要素が高そうで、
結構面白いのではないかと期待していたのですが、、
銃で撃たれて意識不明となった姉・千賀子の痕跡をたどっていくのが
メインのストーリーになってくるのですが、
千賀子の言動にあまり共感・感情移入することができず、
その点でちょっと入り込めなかったかなーと思います。

しかしラストの弟・悟郎の告白で、なるほど〜そういうことか!!というのは
ちょっと予想もつかず、やられた!という感じです。
ちょっと重たい雰囲気であることは否めないですが、
非常に深いストーリーだなと思います。


「最愛」
真保 裕一
文春文庫
★★★☆☆(3点)

2007-08-16


真保裕一は好きな作家の一人なのと、
舞台がインドネシアってことで、
ジャカルタ在住だった自分が読まないわけにはいかん!
と意気込んで買ってみました。

いつも通りどんどん次が読みたくなるんやけど、
全体的には無難な感じかなあ。
位置づけが微妙なままの登場人物が何人かいたのが
ちょっと気になったかも。

真保裕一はどうも初期の方の作品が面白かった気がする。
今の方が内容に重みはあるんかもしれんけど。。

「真夜中の神話」
真保 裕一
文春文庫
★★★☆☆(3点)

2006-02-10

最近は犯罪加害者、犯罪被害者、その家族について書かれた小説って
ほんま増えたなーと思う。
それだけ社会的な問題として捉えられているんやろうけど。

この話では殺すつもりはなかったものの人を刺して殺してしまった
少年が主人公。つまり犯罪加害者である。
人にもよるかもしれないけど、本を読んでいるとどうしても
主人公寄りの気持ちになってしまう。
加害者に手厚いと言われがちな現在の法制度を考えると、
この小説はあまり世間には歓迎されないかもね。

周囲の人間も主人公にとって優しい人間とそうでない人間が
あまりにもはっきりしていて、ちょっと小説の中の世界やなーと
いう気がしないでもなかった。
ただ、主人公、被害者の心情は激しい憎悪や葛藤がリアルに
描かれているのではと感じた。
もちろんこんな気持ちを味わうことなく人生を終えたいものだが。。

「繋がれた明日」
真保 裕一
朝日文庫
★★★☆☆(3点)

2005-11-29

斬新な誘拐の手口や、誘拐の捜査に関する知識を
ところどころにしっかり書き込んでいたりと、
真保裕一らしいストーリー展開やなと思う。
しかしどうものめり込むという気持ちになれず。。

ひとつには物語の主役がイマイチはっきりしないこと、
(たぶん辻倉良彰なんやろうけど)
それから動機がわからなくはないねんけど、
ここまで込み入ったことをするかなあ??
という思いが拭えなかったことだろうか。

解説に書いてあったけど、真保裕一の作風は最近
変わりつつあるらしい。
個人的には初期の作品が単純に面白くて
好きやったんやけどなあ。

「誘拐の果実(上)(下)」
真保 裕一
集英社文庫
★★★☆☆(3点)

2005-09-22

真保裕一にしては、ちょっと重たく暗ーい感じで、
どんどん読み進むってほどではなかった。

主人公がいろんな人との出会い・別れで成長していき、
大人になる・・・というか別人じゃないか!?ってくらい
性格変わってるのがちょい気になる。

最後の女性は一体どっちなのか?
これを議論させる意図なのだろうか??
この本、たぶん女性受けはよくないやろうなあ。

「発火点」
真保 裕一
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2005-05-10

ここ最近、真保裕一今ひとつっぽいのが多かったけど、
今回は久々に最初の頃のテンポのいいストーリー展開だった。

相変わらずひとつのトピック(今回は選挙)を掘り下げて
緻密な取材してるんやろうなーと思わせる。

自分自身、選挙は最初の頃は欠かさず行っていたのに
ここ数年は行っていなかったので、あらためてちゃんと投票しないと
思わせる内容だった。

この本をみんなが読んだらきっと投票率が10%くらいあがるんちゃうかなあ。
無所属の人ばっかり当選しそうやけど。。

「ダイスをころがせ!」(上・下)
真保 裕一
講談社文庫
★★★★☆(4点)