2011-05-30

ジーン・ワルツ

作品全体としてはあまりのめり込めない感はあったのですが、
個人的には代理母出産問題よりも、産婦人科医療の現状(窮状?)について
深く考えさせられる作品ではないかなと思いました。

チーム・バチスタあたりとは違って、あまり登場人物が多くないので、
より一層理恵の存在が大きく描かれている気がするのですが、
信念の強さという面はわかるのですが、なんか共感できない雰囲気があって、
そのあたりはちょっと残念。

ストーリーとはまったく関係ないのですが、海堂作品の登場人物はなんで
人呼んで「○○○○○」みたいなあだ名ともつかないような呼称をつけるんでしょうか。。


「ジーン・ワルツ」
海堂 尊
新潮文庫
★★★☆☆(3点)

2010-02-17



おなじみの田口・白鳥シリーズの最新作。
どの話もそんなに高評価にはしていないのですが、新しいのがでると何となく気になってしまいます。

今回はこれまでの中でも一番内容がストレートというか、
さほど複雑な展開もなく、医療と司法の現状を訴えた話だと思います。

ミステリというジャンルにはならないかなと思いますが、
正直なところ解剖の現状などまったく知らなかったので、
そういうことを知ったことだけでもちょっと考えさせられるものがありました。
少しでも多くの人が医療について考えるきっかけになれば・・・
そういう作者の願いの強い作品のように感じました。


「イノセント・ゲリラの祝祭(上・下)」
海堂 尊
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)

2009-03-18

    
前回、「ナイチンゲールの沈黙」の上巻を読み終えて、下巻を買うときに、
なんと!「ジェネラル・ルージュの凱旋」の下巻を買ってしまいました。。。

しかし、今思ってみると、できるだけ連続で読むほうが良かったなということで、
結果オーライだった気がします。

以下、一部ネタバレがあるため、これから読む人はご注意ください。

(さらに…)

2009-03-12

     
「チームバチスタの栄光」が映画・ドラマも大ヒットして、すっかり売れっ子の海堂さん。
その第2シリーズの本作も、やはり田口・白鳥や、他の登場人物のキャラの個性で
勝負している感じです。

テンポもよく読みやすいのですが、いわゆる犯人探しのミステリーではないのと、
ちょっと現実離れな設定があったりするので、
エンターテイメント小説という捉え方で楽しむものなのでしょう。


「ナイチンゲールの沈黙」(上)(下)
海堂 尊
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)