2012-04-27

ドミノ

恩田 陸さんは実に多彩な小説を書かれますね。
この「ドミノ」はタイトルの通りに最初のドミノがひとつ倒れたら次々に倒れていくような
怒涛な展開が楽しめるドタバタストーリー。
気負うことなく気楽に小説を楽しみたいときにオススメです。

(さらに…)

2007-10-24

   
前半の家族の複雑な事情、子供たちの葛藤とかにスポットを当てた展開から
いきなりサバイバル冒険小説へ・・・。
読んでて面白いけど、もうちょっと冒険の部分より
心理描写とかそういったところの割合を増やして欲しかったかも。

あとは子供が中学生と小学生の設定になってるけど、
正直あまりに冷静でしっかりしすぎてるのがちょい違和感。

でも全体的には読みやすいし、じいちゃんの言葉なんかは
なかなか重みがあって文章全体に知的なイメージかも。

終わり方は拍子抜けっぽい印象もなくはないけど、
明るく気持ちのいい終わりやったかな。

「上と外」(上)(下)
恩田 陸
幻冬舎文庫
★★★★☆(4点)

2006-10-04

たとえ高校時代にそんないい思い出がなくっても(笑)
ちょっとノスタルジックな気持ちになれる、そんな1冊。

でもなんといっても、昼夜を徹して街を歩くという「歩行祭」なる
奇抜なイベントを考えたこと自体がこの本の成功かなーと思う。

それぞれ性格・役割の違うキャラをうまく使ってるけど、
(ちょっときれいに分けすぎてる感じもないではないが・・・)
個人的には戸田が好きやった。

「夜のピクニック」
恩田 陸
新潮文庫
★★★★★(5点満点)

2005-08-18

ある有名作家が匿名で書いたと言われる幻の小説をめぐるストーリー。
四部作であるこの幻の小説と同様、この本自体も四部作で構成されていて、
なかなか新鮮味のある構成ではないかと思う。

だが・・・肝心の最終章がどうも意味がわからんというか、
作家の自己満足?のような感じがしてちょっともったいない。

「三月は深き紅の淵を」
恩田 陸
講談社文庫
★★☆☆☆(2点)