2011-03-04

連続殺人鬼カエル男

前に読んだ「さよならドビュッシー」と同じ中山七里。
しかもなんと「このミステリーがすごい」の最終選考にこの2冊両方が残ったというのが
何ともスゴいところです。

とりあえず前の「さよならドビュッシー」もそうですが、表紙がいいですね!
連続殺人鬼でありながらこのかわいらしいカエルの絵。

ストーリーは「さよならドビュッシー」とはまた全然違う雰囲気で、
同じ作家が書いているとは知っていなければわからないかもという感じです。

ただちょっと描写が過剰な感じがする気もしました。
くどいというかなんというか。。

最後のどんでん返しも自分的にはあまりぐっとこなかったです。
とはいえ、どんどん読みたくなるストーリー展開はさすがだなと思ったので、
今後の作品も楽しみです!


「連続殺人鬼カエル男」
中山 七里
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)

2011-02-09

さよならドビュッシー

このミス大賞受賞作と言われると思わず買ってしまいます。
妻夫木くんも絶賛だし(それはどっちでもいいか。。)

以前に「禁断のパンダ」を読んだときに、料理の描写がすごい!と思いましたが、
こちらはピアノ演奏の描写がすごいなーと感じました。
自分としてはあまり音楽は縁のない世界ではあるのですが、
それでもちょっと感心できるくらいなので、ピアノをしている人はきっと
もっと感じるところがあるのではないかと思いました。

そしてストーリーは火事で全身にやけどを負った少女が
ピアノの猛特訓でコンクールに出場し、、とわりとライトなのですが、
当然のことながらミステリーの要素も入れて、読みやすくなっています。

このミス受賞作は、あまり深く考えずに単純に楽しむ作品が多いイメージで
今回もそういう感じでなかなか楽しく読めました。


「さよならドビュッシー」
中山 七里
宝島社文庫
★★★★☆(4点)

2010-12-14

屋上ミサイル

『このミステリーがすごい!』大賞をとったこの本が図書館にあったので借りてみました。
屋上部となる4人の会話はまさに伊坂幸太郎の小説のようで、
こういうテンポの会話は結構好きなので、読みやすかったです。

ちょっと強引な部分もなくはないかなと思うのですが、
比較的軽いタッチで読む雰囲気なので、あまり気にしないほうがいいのかもしれません。


本を読み終わった後に解説を読み、レビューなども見ると、
伊坂幸太郎の模倣ということで、かなり批判的な意見もあるようです。
確かにそう思うのは納得ではありますが、、
でも自分としては伊坂幸太郎の小説が好きなので、
誰が書いていようと同じような雰囲気の話は単純に好きなようです。


「屋上ミサイル(上)(下)」
山下 貴光
宝島社文庫
★★★★☆(4点)

2010-01-14


第5回『このミス』大賞ということで買ったのですが、やや期待しすぎてしまったかな?という印象です。

本というよりもドラマ・映画などの映像を意識した書き口だなと感じました。
軽いタッチもわりと好きですし、意外にも重い真相が出てきたりと、
それなりに楽しめた部分はあったのですが、
設定が面白そうだっただけに、もうちょっとストーリーや人物に深さがあると
よかったような気がします。


「ブレイクスルー・トライアル」
伊園 旬
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)

2009-12-28

 
『このミス』大賞優秀賞受賞作とのことで、選挙モノの話も結構好きなので、
期待して読んだのですが、なんだかノッテいけないというか、
読みながらどうも気持ちに違和感を覚えるような本でした。
女性の登場人物が圧倒的に多いために感情移入しづらい部分もあったとは思うのですが。。

一番気になったのは、いろんな要素を盛り込みすぎていて、
しかもそれが一本の線としてつながるのでもないバラバラ感かなと思いました。
解説には、伏線になるのかと思っていたら、それとはまた違う展開が次々と・・・みたいな
表現でいいように書かれていましたが、自分的にはそれが違和感だったようです。


「当確への布石」
高山 聖史
宝島社文庫
★★☆☆☆(2点)

2009-11-01


表紙のかわいさとタイトルに惹かれ、しかも「このミス大賞」ということで、珍しく上下まとめて購入しました。

神戸に長く住んでいた自分としては、そこが舞台なのはうれしい気持ちもあるのですが、
そこまで細かい説明いる?という部分もあり、また関西弁もちょっとキツすぎるかなと思ったのですが、
神戸出身ということなので、作者には自然なのでしょうか??

それはさておき特筆すべきは料理の描写!
文章を読んでいるだけなのに、あー食べてみたいという気持ちになり、
また料理に対する幸太の姿勢も好感度大です。
作者の拓未司さんは元フレンチシェフという経歴の持ち主とのことで、この料理の描写にも納得です。

さて、ストーリーについては、ネタバレありになります。

(さらに…)