2005-07-19

柔道界でのドーピング問題というテーマや登場人物のジョークの
掛け合いなど、読ませやすいストーリーになっていると思う。

結末の意外性は気に入ったけど、人によって評価分かれるやろなあ。
でもスポーツジムでの決闘シーンとかはそこまでやらんでも
ええんちゃう?って感じも。。

「栄光一途」
雫井 脩介
幻冬舎文庫
★★★☆☆(3点)

2005-07-16

30代後半から40代くらいの親世代の家族物語。
自分にも子供ができたから、この手の話もちょっと感情移入
しやすくなったと思う。
といってもさすがにもう少し先の話やけど・・・。

すぐ身近にありそうな日常の話を、あえて完全なハッピー
エンドじゃなくもう少しがんばってみようかな的なところで
終えているあたりがうまいなあと思う。

「ビタミンF」
重松 清
新潮文庫
★★★★☆(4点)

2005-07-11

東野圭吾は殺人事件とかのミステリーよりも、
それ以外のジャンルの方が面白いと個人的には思う。
(『秘密』とか『変身』とか)

うりふたつの2人の主人公のストーリーが交互に展開されて、
徐々に真相へと近づいていくのはよくある手法やけど、
本人が真相をたぐりよせるというよりも、それを手助けする
パートナーをそれぞれにつけたところにうまさを感じた。

結構初期の頃の作品みたいやけど、読んでてすごい映像化そうな
イメージを感じたけど、映画とかドラマ化はされてないなあ。

「分身」
東野 圭吾
集英社文庫
★★★★☆(4点)

2005-07-05

オーナーの性格のためいろんな人の交わりの場となっている
“騒がしいけど乾いてる場所”コンビニを中心とした物語。

数編のストーリーに出てくる登場人物の誰もがちょっと哀しさを
背負ったような人ばかり。
それをコンビニオーナーのあたたかい人柄が包み込んで、
せつなくも、前向きな気持ちにさせてくれる。

本の雑誌が選ぶ2002年上半期ベスト1作品だったのもうなずける!!

「コンビニ・ララバイ」
池永 陽
集英社文庫
★★★★★(5点満点)

2005-06-16

白石一文の作品も今までに何冊か読んでいる(はず)。
タイトルがなんかいい感じだったので選んでみた。

前に読んだ「ダイスをころがせ!」とはまったく異なる政治の世界。
ただ、政治の奥深い部分を書き込んでいる部分がちょっと
読みづらいような気もする。

事件を起こし、精神的な傷を負った主人公が再生していく様を
再生していくに連れ、事件の内容を明らかにしていくという
書き方は少し面白かった。

政治に関する描写が細かいだけに、主人公の心の描写ももうちょっと
深く表現して欲しかったかも。
でも最後はちょっとだけ感動してみたり。(←子供ネタに弱い)

「すぐそばの彼方」
白石 一文
角川文庫
★★★☆☆(3点)

2005-05-27

何のかかわりもない5人(だったかな?)がだんだんつながっていくという
ストーリ展開はわりとよくあるパターン。
でもそのつながり方がうまい。
まさにだまし絵の世界。
何度も戻って時系列を確認したい気もするけど、大変そうだからやめ(笑)。

「ラッシュライフ」
伊坂 幸太郎
新潮社
★★★★☆(4点)

2005-05-20

「風紋」のその後を描く物語ということを読み終わってから知った(-_-;)
でも、いきなり「晩鐘」から読んでも特に問題はないように感じた。

はっきりいって暗い。。
殺人事件の関係者であるという背景があるにしても、どの登場人物にも
共感できないような雰囲気があり、人間の嫌な部分をいろんな登場人物に
当てはめたかのようで、ちょっとつらい気分になる。

でも読むのをやめようとは思わないのは乃南アサならではか。
「風紋」読むのどうしよっかな。。。

「晩鐘」
乃南 アサ
双葉文庫
★★★☆☆(3点)

2005-05-10

ここ最近、真保裕一今ひとつっぽいのが多かったけど、
今回は久々に最初の頃のテンポのいいストーリー展開だった。

相変わらずひとつのトピック(今回は選挙)を掘り下げて
緻密な取材してるんやろうなーと思わせる。

自分自身、選挙は最初の頃は欠かさず行っていたのに
ここ数年は行っていなかったので、あらためてちゃんと投票しないと
思わせる内容だった。

この本をみんなが読んだらきっと投票率が10%くらいあがるんちゃうかなあ。
無所属の人ばっかり当選しそうやけど。。

「ダイスをころがせ!」(上・下)
真保 裕一
講談社文庫
★★★★☆(4点)

2005-04-28

ゴッホは人気が高いと同時に謎も多い画家だ。
なのでこういったミステリーには使いやすいとは思うけど、
それにしてもなかなか上手いストーリーに仕立ててるなあと感心した。
自分でももうちょっとゴッホのことを知りたいなと思わせるほど。

あー、ダヴィンチ・コードも読みたいなあ。
早く文庫化してくれんかね。
それにしても最近結構面白い本によく当たってる気がする。
それとも単に採点甘い??

「ゴッホ殺人事件」(上・下)
高橋 克彦
講談社文庫
★★★★★(5点満点!)

2005-04-08

久々に本の感想。
しばらく読みたいなと思う本がなかったので、買ってなかったけど、
これは後ろのあらすじを読んだら面白そうだったので。

結論から言うと、かなり面白かった!!
まあ昨夏に父を亡くし、ゆうくんが生まれたという自分の立場も
かなり影響アリと言ってしまえばそれまでやけど、
父親ならぜひぜひ読んで欲しい1冊かも!

作者や解説の人もちょっと書いてたけど、女性ウケはあんまり
なんかな~。
女性でもそんなに悪くないかなと思うねんけど。。

「流星ワゴン」
重松 清
講談社文庫
★★★★★(5点満点)