2013-12-25

BRUTUS


BRUTUSで本特集があるとついつい買ってしまいます。

2013-12-22

マリアビートル


グラスホッパーが好きだったので、このマリアビートルが文庫化されるのを楽しみにしていました。

今回も個性豊かな殺し屋たちばかりで、そのギャップ感がたまりません。
特に好きだったのは檸檬と蜜柑です。
檸檬のトーマス語録(?)をはじめとした2人のやり取りが絶妙で
それでいて互いを信頼しあった距離感もぐっとくるものがありました。

(以下ネタバレあり)
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2013-11-14

塩の街


今さらながらですが、人気作家・有川浩のデビュー作。
突如として地球を襲った塩の塊によって、街はおろか、人も徐々に塩化して亡くなっていくという
ある意味パニック小説的な世界がどういう展開を見せるのか、期待しながら読み進めました。

平和という前提がなくなった塩害がはびこる世界で、
無愛想ながらも根はやさしい秋庭と、一緒に暮らしている女子高生の真奈の2人を中心に
いろんな人物が絡んできて、、というベースではあるのですが、
途中からはもう完全な恋愛小説になってしまうんですよね。

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2013-10-25

光待つ場所へ

かなり久しぶりに読む辻村深月の本。
「ツナグ」の映画化や直木賞受賞などどんどんビッグになっているのですが
どうも初期のころの作品が好きすぎて、ちょっと読むのがこわい気もしていました。

本作は辻村深月お得意のスピンオフ作品のようで、
初期作品の登場人物が出てきていることもあり、
痛々しい独特のの感情、切なさなど、ちょっと懐かしく感じる気持ちで読むことができました。
ただあまり過去の作品の人物を意識し過ぎて読むのが好きでないので
ひとつのストーリーとして読ませてもらいました。

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2013-09-23

SOSの猿

孫悟空を現実世界に登場させる!?というなんともトンデモな雰囲気を
伊坂幸太郎がどう描くのか楽しみに読みました。

株の誤発注事件について調査をする男の話と、
ひきこもりの少年をイタリア仕込みの悪魔祓いでとする青年の話、
そこに孫悟空の存在を入れ込んで、、
見事といえば見事、強引といえば強引というところでしょうか。。

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2013-09-03

ある事件に巻き込まれた小学生が拳銃をタイムカプセルに埋め、
大人になってからある殺人事件で再会して、、とストーリーが面白そうだったのと
以前にやっていたらしいドラマが豪華キャストだったので、気になって購入。

江戸川乱歩賞ということでミステリートリック的な要素も期待していましたが、
そういう部分よりは、誰が犯人なのか、過去の事件の犯人は?、
そして幼なじみたちがどうなっていくのか、というある意味シンプルな流れです。
とはいってもシンプルだからこその読みやすさもあり、
どうなるのかというのが気になって、わりと一気に読みました。

(以下、多少のネタばれあり)
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2013-08-20

幻想映画館

趣味が一人しりとりというちょっと変わったスミレの雰囲気そのままに
ストーリー全体もほんわかしたイメージです。
その風変りな性格で学校でもイジメにあっているスミレですが、
なぜかさほど暗さを感じさせません。
(不登校で映画館で働くくらいなので気になっているんでしょうけど。。)

幽霊が住みついている古びた映画館を舞台に、
同級生や家族、憧れの人を巻き込んでのドタバタ劇は
普通に考えるとかなり恐ろしい展開もあるのですが、
やはり全体のほんわか感の中に取り込まれている感じでした。

シリーズで何冊かあるようなので(この本自体が2作目)
ゆるーい気分で本を読みたいときには最適かもしれません。


「幻想映画館」
堀川 アサコ
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2013-08-15

永遠の0(ゼロ)

超話題作なので、これまでも何度か読もうかと手にとってはいたのですが、
ちょっと話が重いし分厚いよなあ、、と敬遠していたのですが、借りることができました。

確かに戦時中の思い出を語る描写はかなり細かく、
ちょっとさらさらっと読ませてもらったりもしたのですが、
ストーリーとしてとてもうまくできているな、と思いました。

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2013-07-30

こわれもの

浦賀和宏という作家さんはまだ読んだことがなかったと思うのですが、
表紙の雰囲気とあらすじがおもしろそうかも、ということで購入。

マンガ家の世界や同人誌というのは自分的にはなじみがないですが、
わかりやすく読みやすい感じでした。

最後の二転三転する展開も好みは分かれるところかもしれませんが、
個人的には結構読みごたえがありました。
ちょっと今後にも注目したい作家さんだなと思います。


「こわれもの」
浦賀 和宏
徳間文庫
★★★★☆(4点)

2013-07-20

県庁おもてなし課

映画化もされていて話題の一作。
しかもなにげに有川浩の本ってちゃんと読んだことがなかったんですよね。。
(以前にいろんな作家の短篇集ではあったのですが)

「おもてなし課」という課が役所にできたというのは本でも書かれているように
ネーミングで印象に残るものですが、高知県に実際にあるとのこと。
この本はフィクションとなっていますが、最初の部分は実際のことを踏まえて
書いている部分もあるらしいです。

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