2010-07-05

砂漠

「その気になれば、砂漠に雪を降らすことだって余裕でできるんですよ」というセリフ、
登場人物のキャラ、会話、店舗、距離感など、あぁ、これぞ伊坂幸太郎だなーと思える1冊です。
題材はまったく違いますが、「陽気なギャング~」の雰囲気を感じました。

鳥瞰的な性格の北村が語るという形をとっているので、
西嶋のような個性的なキャラとの会話や、普通に考えたら結構すごい事件があったりもするのに
なんだか淡々としておだやかなストーリーに感じられます。

自分が一番近いキャラは北村だと思うのですが、やはり西嶋のセリフが良かったです。
プレジデントマンの賞賛とかまったく納得できなかったですが(笑)、
「砂漠に雪・・・」のようなちょっとキザなセリフを言ったかと思えば、
「同じクラスに東南西北を名字に持つ人間がね、 集まっていたんですよ。
 これにね、何か意味がなければおかしい」と麻雀大会を開催。
かと思えば「残念ながら、俺を動かしているのは、俺の主観ですよ」のような開き直りもあり、
「このマネキンの服を全部買ったら恥ずかしいですかね?」と堂々と聞けてしまったりもします。

自分が西嶋のようになるのは無理だし、なりたいとも思わないですが、
友人として付き合えたら楽しいだろうなーと考えてしまいました。

あと本を読んで思ったのは、、、麻雀やりたい~!


「砂漠」
伊坂 幸太郎
新潮文庫
★★★★☆(4点)

2010-06-30

知らないと恥をかく世界の大問題

政治、経済、宗教、国際問題、、世の中にはいろんな問題が渦巻いていますが、
やはりこの手の話題は難しいなーと敬遠してしまいがちです。

私も新聞はわりと読むので、非常に薄い知識程度ならあるほうかな、と思うのですが、
先日たまたま会社内でそういう話が出たこともあり、この本をチョイスしてみました。

当たり前のことですが、1冊の本でこれらの問題をきちんと書くことは不可能です。
それでも非常にバランスよく、うまく解説されているなーと感心しました。
もちろんここに書かれていることがすべてでもないのですが、
とっかかりとしてはいいのかなと思っています。

これまで特に国内情勢には目を向けていたのですが、
国際情勢については自分でも興味が薄かったと思うので、
今後はもう少し深く知ることができるようにしていきたいなと思います。


「知らないと恥をかく世界の大問題」
池上 彰
角川SSC新書
★★★☆☆(3点)

2010-06-22

羊の秘

表紙に独特の雰囲気があったのが気に入って購入した一冊。
霞流一という作家さんは知らなかったのですが、
動物を題材にしたミステリーを結構たくさん書いているようです。

今回は「羊」をキーワードにしたミステリで、
不可解な犯行現場、連続殺人、密室など盛りだくさんなのですが、
なーんとなくのめりこめなかった感じです。
何がというわけではないのですが、登場人物への共感度がなかったのが
一番の要因かもしれません。

一番興味深かったのは、「羊」に関する話。
アンモナイトは、ヒツジの姿をした神、アモン(アメン)神からきていることや、
おとなしいイメージがあるヒツジは家畜としてのヒツジであり、
そういうイメージを植えつけたのはキリスト教が一役買っていること、
星座の順番ではおひつじ座が一番最初にくること、
ギリシャ神話の金毛の羊などなど、、

ギリシャ神話は一度いろいろ読んでみたいなーと
そちらへの興味が駆り立てられました。


「羊の秘」
霞 流一
祥伝社文庫
★★★☆☆(3点)

2010-06-11

トライガンマキシマム

前に借りていたTRIGUNの続き。
最初に載っていた雑誌がなくなったとかで、「TRIGUN MAXIMUM」と名を変えていますが、
内容は完全に続いています。

前の2作ではなーんとなくしかわかっていなかったヴァッシュとナイブスの
バックグランドなどもようやくちゃんと理解できるようになりました。
ときどき「これは誰のセリフ??」と戸惑うこともありましたが、
ちょっと読み返したらOKでした。

純粋なヴァッシュよりも、影があり葛藤が感じられるウルフウッドの方が好きでした。
この新装版はまだN-4までしか出ていないそうで、
ここでいったんおあずけです。早く先が読みたい~~



「TRIGUN MAXIMUM (トライガンマキシマム)」
内藤 泰弘
ヤングキングコミックスNEO

2010-06-09

会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ

会社のKさんがまだ読んでもいないにも関わらず貸してくれました。

こういうタイトルの新書を見ると、タイトルのつけ方がまずうまいなーと思うのですが、
実際にマグロ船に乗ったときの話がずっと続くので、
ある意味ではそのものすばりなタイトルといえるかもしれません。

参考文献にビジネス書が入っているあたりを見ると、
マグロ漁船での体験を後々から思い返して関連付けている部分もあると思いますが、
それでも過酷なマグロ漁船が素晴らしい教訓に満ちた世界に感じられます。

そしてやはり親方、船長をはじめ、漁師さんが魅力的です。
ごく自然な振る舞いの中に大事なことはたくさんあるんだなーと気付かせてくれる、
そんな1冊ではないかと思います。


「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」
齊藤 正明
マイコミ新書
★★★★★(5点満点)

2010-06-08

大人の頭脳クイズ

前に借りていた2分間(5分間)ミステリーとは違って、頭の体操という内容です。
ユーモア・とんち問題から、数学的な問題、論理的なクイズまで、
多種多様な内容があるのがなかなかおもしろかったです。

「大人の頭脳クイズ」
頭脳クイズ研究会
リイド文庫
★★★☆☆(3点)

2010-06-03

TRIGUN

またまた会社のTさんからマンガを借りました。
Tさんオススメで選んでもらったのは「TRIGUN」。

TVアニメ化や映画化もされていて、Wikiで調べたところによると、
事件の犯人がこれを読んでいたとかで話題にもなったらしいのですが、
全然知らなかったです。。

砂漠化した星や、やや無法地帯な雰囲気で敵を倒していくのは「北斗の拳」を、
ヴァッシュが発動する力は「ARMS」を連想したのですが、
もしかするとこっちのほうがARMSより古いかもしれません。

ところどころ一瞬意味がわかりづらいところもありますが、
かなり楽しんで読みました。

続きが楽しみです!


「TRIGUN」
内藤 泰弘
少年画報社

2010-06-01

サニーサイドエッグ

ハードボイルド(をきどる)探偵、「ハードボイルド・エッグ」の続編。
続編といっても、それぞれが独立したストーリーになっているので、
いきなり「サニーサイドエッグ」から読んでも問題はないと思います。

今回もペット探しの依頼を受ける主人公のドタバタ劇。
前作にも出ていたのですが、喫茶店のマスターJが
今回は特にいい味を出していたように思います。
あまりメインストーリーには絡んでいないですが。。

弱気でダメなイメージが強いのに、最後はしっかり方を付ける最上の活躍が、
今後シリーズ化されていくのか楽しみです!


「サニーサイドエッグ」
荻原 浩
創元推理文庫
★★★☆☆(3点)

2010-05-26

ビジネスマンのための「解決力」養成講座

前に読んだ「時間力」養成講座に続いては、「解決力」を選択してみました。
帯にあった「解決できなきゃ意味がない!」というのは最近つくづく思っていたことなので、
何か少しでもヒントになるものを得れたらなという気持ちでした。

結論から言うと、もともと想定していたような解決力ではなかったのですが、
また違う面で参考になったりヒントを得ることはできたかなと思います。

一番期待していたのは、仕事をしていく中での時間や予算、スキルといった制約に加え、
一緒に仕事をする相手(クライアントなど)にも何かと問題があるケースなどで、
いかにして調整し、説得し、時には妥協してでも解決の道筋をつけていけるか、
という部分でした。

ですが最後にあった「解決を妨げる要因」の例を見ていると、
あくまでも全員が同じ方向を向くというのが大前提であるようです。

それでもフレームワークの話や、ツールを使って時間を節約する、
など、わかっているようでできていないかもなあと思うこともあり、
80:20の法則で20の側にしっかり視点を向けてみるなど
なるほどなあと思えることもありました。

こういったことを基礎として捉えつつ、もともと考えていたような
いかにして相手を説得したり、調整したり、いい方向に導くかということを
常に意識していきたいなとあらためて感じました。


「ビジネスマンのための「解決力」養成講座」
小宮 一慶
ディスカヴァー・トゥエンティワン
★★★★☆(4点)

2010-05-18

聖☆おにいさん

以前に借りてかなりツボだった「聖☆おにいさん」をまた借りました。

貸してくれたTさんによると、やや辛口評価だったようですが、
ひさびさに読んだこともあってか、十分に楽しめました。

ほのぼのとした空気がありつつも、
笑いのツボが盛りだくさんなところがやっぱりいいですね~

「聖☆おにいさん(3)(4)」
中村 光
講談社
★★★★☆(4点)