2010-03-12



なんともストレートなタイトルの本です。
自分自身「仕事ができる」と公言しつつ、
「仕事をまかせるのは苦手」と内心で思っている私にとって、
これは読まないわけにはいかないだろう!と思わせる1冊です。

前半の「できる人」と「できない人」の感覚の差の話などは
「なるほど!」と思うこともいろいろあったのですが、
全体の3分の2ほどが延々その内容なので、ちょっとくどいかな?と感じました。
結局のところ、その感覚の差を理解することが大事ということなんだとは思いますが。

残りの「できる人」を育てる方法については、
あまり具体的な話ではなく、ちょっと期待はずれ。。
この本にあげられているほどの感覚のずれはないと思っているので、
余計にもうひと工夫的な話が欲しかったところです。

とはいえ、やっぱりしっかり心に留めておきたいなということもあり、
読んで良かったなと思える1冊でした。

「なぜ「できる人」は「できる人」を育てられないのか?」
吉田 典生
日本実業出版社
★★★☆☆(3点)

2010-03-01



twitterの流行にイマイチのれない僕に、会社のTさんが見かねて(?)
この本を貸してくれました。

当たり前ですが、基本的にtwitterの良さを大前提に書かれているので、
(もちろんリスクなどについてもきちんとは書かれていましたが)
自分的にはあまりピンとこない感じでした。

しかし最後のほうで“とにかく「人間」が好きな人なら、何らかの方法で絶対にツイッターを楽しめる”といった記述や、
勝間和代さんとの対談で、“文章が書けないならブログから始めるほうがいい”といった
ちょっと現実的な面も見ることができたのは良かったです。

でもやっぱり本を読むよりもまずは使ってみないと、、ですね。


「Twitter社会論 ~新たなリアルタイム・ウェブの潮流」
津田 大介
洋泉社
★★★☆☆(3点)

2010-02-17



おなじみの田口・白鳥シリーズの最新作。
どの話もそんなに高評価にはしていないのですが、新しいのがでると何となく気になってしまいます。

今回はこれまでの中でも一番内容がストレートというか、
さほど複雑な展開もなく、医療と司法の現状を訴えた話だと思います。

ミステリというジャンルにはならないかなと思いますが、
正直なところ解剖の現状などまったく知らなかったので、
そういうことを知ったことだけでもちょっと考えさせられるものがありました。
少しでも多くの人が医療について考えるきっかけになれば・・・
そういう作者の願いの強い作品のように感じました。


「イノセント・ゲリラの祝祭(上・下)」
海堂 尊
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)

2010-01-14


第5回『このミス』大賞ということで買ったのですが、やや期待しすぎてしまったかな?という印象です。

本というよりもドラマ・映画などの映像を意識した書き口だなと感じました。
軽いタッチもわりと好きですし、意外にも重い真相が出てきたりと、
それなりに楽しめた部分はあったのですが、
設定が面白そうだっただけに、もうちょっとストーリーや人物に深さがあると
よかったような気がします。


「ブレイクスルー・トライアル」
伊園 旬
宝島社文庫
★★★☆☆(3点)

2010-01-08



東野圭吾の昔の作品はどれを読んだか定かでなくなってきているので、
この本もそういう意味でドキドキだったのですが、幸い読んだことはありませんでした。

昔の東野圭吾らしいミステリー展開で、読ませる雰囲気はあるのですが、
自分にしては珍しく少し先が読めてしまったことと、
動機づけなどの部分でちょっと・・・という部分があったので、
最後でちょっと残念でした。


「ブルータスの心臓―完全犯罪殺人リレー」
東野 圭吾
光文社文庫
★★★☆☆(3点)

2010-01-05


帯にあったような衝撃のラストでは全然なかったのですが、、、
それでもどういった結末が待っているのか気になって一気に読むことはできました。

ラストのほうでは、人間関係の部分で??と一瞬なってしまったり、
心理的な部分がどうも読み取れなかったのか、なぜそういう行動になるの?という部分があったり、
結局のところ、どうなったのか・・・という部分が気になって不完全燃焼な感じは多々ある感じです。


「転落」
永嶋 恵美
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2009-12-14



東野圭吾は好きな作家なのですが、最近多い社会派系の話はあまり好きになれなくて
この本も買うのをずっと保留にしていました。

いつも通り読み出したら止まらずに一気に読み終えてしまったのですが、
予想通りにあまり好きではありませんでした。

(さらに…)

2009-12-03


前回に読んだミステリー傑作選同様、ちょっとタイトルほどのインパクトはなかったですが。。
作者が違うので、短編集でもストーリーの雰囲気が全然違うので、
結構楽しめて読めたように思います。

お気に入りの作品はこちら。
渡辺 容子 「右手に秋風」
黒川 博行 「カウント・プラン」


「殺ったのは誰だ?!―ミステリー傑作選〈36〉」
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2009-11-25


タイトルがタイトルだけに、最後の最後でのどんでん返しを期待していたのですが、
どの話もそれほどではなかったです。

ですが、いくつかの話は味わい深いというか、いいなと思えるものがありました。
お気に入りはこの2つです。
法月 綸太郎 「カット・アウト」
北森 鴻 「花の下にて春死なむ」


どたん場で大逆転―ミステリー傑作選〈35〉
日本推理作家協会 編
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2009-11-04


これまでにも特に高い採点をしているわけではないのですが、
単純に楽しむことのできるシリーズとして重宝している「悪夢シリーズ」の最新作。

今作はギャンブルマンションという設定がすでに突飛なので、
読んでいる中ではさほど「ありえない!」というのは少なかった気がします。
輝男がイカサマを暴いていくあたりは、なかなか爽快なのですが、
最後がちょっとドタバタしすぎたような気もしました。
まあ基本ドタバタ劇なんですけど。。


「悪夢のギャンブルマンション」
木下 半太
幻冬舎文庫
★★★☆☆(3点)