2012-08-13

ふちなしのかがみ

かなりひさびさの読書ネタ。
辻村深月の短編集で、しかも初のホラー小説集であるらしいです。
デビュー作も長編でしたが、ホラーという括りに入れれそうな気がしますが、、

全部で5編あるのですが、一番良かったのは最初の「踊り場の花子」。
だんだんとゾクゾク感がこみあげてくる感じは、ホラー小説としてかなり重要。
奇抜さはないかもしれませんが、うまくまとまっているなと思いました。

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2012-06-02

美女と魔物のバッティングセンター

悪夢シリーズ以外ではおそらく初めての木下半太の本。
独特のテンポと言い回しは悪夢シリーズとほぼ同じ感じで読みやすいです。

主人公は吸血鬼でありながら、いわゆる吸血鬼のイメージとはかけ離れた存在で
どちらかといえば土屋や板東の方が不穏なキャラです。

以下ややネタバレありです!
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2011-12-18

魔王の続編という位置づけなのですが、仮に読んでいなかったとしても
ちゃんと楽しめるようなストーリーになっていると思います。

全体的に伊坂幸太郎らしさはあると思うのですが、
ストーリー展開がややもどかしいというか、
この本のテーマ自体が少しあいまいで大きなものだからなのか、
ちょっと読んでいてわくわく感みたいなものが薄かったように思います。

自分が魔王のコミックを最初に読んでしまったからなのか、
小説の魔王、モダンタイムスに関しては、
ちょっと全体的に間延びしてテンポが悪かったように感じたのかもしれません。


「モダンタイムス(上)(下)」
伊坂 幸太郎
講談社文庫
★★★☆☆(3点)

2011-10-02

氷菓

米澤穂信のデビュー作がこの作品だそうで、全然知らなかったです。。
人気若手作家のひとりとしてすっかり有名な米澤穂信ですが、
自分的にはまだ辻村深月や道尾秀介ほど、これはいい!という作品はないです。

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2011-09-20

チョコレートゲーム

連続殺人の原因として考えられる「チョコレートゲーム」とは
いったいどういったものなのか、、というのがこの本のもっとも気になるところなのですが、
自分的にはやや拍子抜けだったような気がします。
(以下ネタばれあり)

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2011-09-11

四日間の奇蹟

本屋でパラパラっと見て、読んだような気がするけど、
どんな内容だったかまったく思い出せない感じだったので、
たぶん読んでないのかなーと買うことにしました。

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2011-08-07

ルームメイト

以前に読んだ「いつもの朝に」がとても良かった今邑彩。
ほかの作品をまったく読んだことがなかったので、期待しながら読みました。

意識したわけではないのですが、先に読んだ「天使の眠り」と内容がかぶってるところがあり、、
ルームメイトがまるで別人のようになり、彼女の後を追うと事件が・・・という感じです。

(以下ネタばれあり!)
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2011-07-31

天使の眠り

ひさびさの読書。

13年ぶりに再会した愛する女性は、年をとっておらず雰囲気もあまりに変わっていた。
そして彼女に周囲では謎の死をとげる男が複数いて、、、
とサスペンスとしてはなかなか気になるあらすじだったのですが、
もうひとつ入り込めない感がありました。
テンポよく読むことはできたので早く読み終わりましたけど。

そしてラストがなんだかあまりに唐突感があって、え!え!という感じで
終わってしまったのが一番腑に落ちないところでしょうか。
仮にそういう結末になるとしても、そこの描き方はもっとていねいで
あってほしかったような気がしました。


「天使の眠り」
岸田 るり子
徳間文庫
★★★☆☆(3点)

2011-05-30

ジーン・ワルツ

作品全体としてはあまりのめり込めない感はあったのですが、
個人的には代理母出産問題よりも、産婦人科医療の現状(窮状?)について
深く考えさせられる作品ではないかなと思いました。

チーム・バチスタあたりとは違って、あまり登場人物が多くないので、
より一層理恵の存在が大きく描かれている気がするのですが、
信念の強さという面はわかるのですが、なんか共感できない雰囲気があって、
そのあたりはちょっと残念。

ストーリーとはまったく関係ないのですが、海堂作品の登場人物はなんで
人呼んで「○○○○○」みたいなあだ名ともつかないような呼称をつけるんでしょうか。。


「ジーン・ワルツ」
海堂 尊
新潮文庫
★★★☆☆(3点)

2011-05-18

密室の鍵貸します

本屋大賞の「謎解きはディナーのあとで」でいま話題の東川篤哉。
文庫はいっぱいあるので、とりあえず何か一冊読んでみようと思って、デビュー作のこの本を購入。

立ち読みでちょっと読んだ「謎解きはディナーのあとで」はかなりおもしろかったのですが、
この本のユーモア感はデビュー作だからなのか、まだもうひとつかな?という印象。
ちょっと無理に入れている感もあり、これなら荻原浩のユーモアのほうが好きかなという感じでした。

ストーリーは密室というミステリーの王道をうまく使っていて、
トリックもなるほど!という感じはあるのですが、最終的なところはあまりすっきりせず。。
好みの問題もあると思うのですが。

でも今後も別の本を読んでみようとは思う作家さんです。

「密室の鍵貸します」
東川 篤哉
光文社文庫
★★★☆☆(3点)