2011-05-23

犯罪小説家

雫井脩介のゾクッとする本といえばやはり「火の粉」がとても印象的なので、
この本にも結構期待をしていたのですが、残念ながらやや期待外れ。。

新進作家の待居涼司がある賞をとった小説の映画化が決定。
有名脚本家の小野川が映画監督を務めることになるが、
一方的な解釈と、過去の自殺系サイトで起きた事件を強引に絡ませようとし、
2人の間には深い溝ができていく、、
そして実際に自殺系サイトの真実が徐々に明かされていくとき、そこには意外な結末が-

という感じであらすじを書くと結構おもしろそうなのですが、
恐怖感を味わえるのは最後のちょろっとだけで、
そこに至る過程がなんだかあまりにも退屈なのでした。


「犯罪小説家」
雫井 脩介
双葉文庫
★★☆☆☆(2点)

2011-04-15

アルキメデスは手を汚さない

この帯を見て何度か迷いつつ買っていなかったのですが、
結構ずっと本屋で目につくところに置いていたりするのでついに買ってしまいました。

東野圭吾が高校生で読んでいるわけなので、かなり古い小説なわけですが、
読んでいて古くささは感じませんでした。(改訂してるのかな?)

なんかちょっと「砂の器」を思い出させるような、
え!そんなあまりにもな偶然ありなの!?というのがちょっと。。

あとは最終的には時代背景的なものも出てきたので、
やっぱりどうもしっくり来ませんでした。
うーん、東野圭吾が味わった気分を味わうことはできなかったです。残念。。

「アルキメデスは手を汚さない」
小峰 元
講談社文庫
★★☆☆☆(2点)

2010-12-02

ペンギンはなぜ燕尾服を着ているのか

ちょっと前から雑学系の本を読みたいなーと思っていて、
一番の希望は星座やギリシャ神話系だったのですが、
なかなか読みやすいものが見つけられず、
この本もなかなか読みやすくて面白そうかなーと思って購入しました。

見出しのつけ方などはなかなか興味があるのが多いのですが、
読んでみるとちょっと専門的というか、学術的というか、
あまり人に雑学として披露する感じではないんですよね。。

表紙が親しみやすい雰囲気だっただけに
ちょっと残念でした。


「ペンギンはなぜ燕尾服を着ているのか」
今泉 忠明
PHP文庫
★★☆☆☆(2点)

2009-12-28

 
『このミス』大賞優秀賞受賞作とのことで、選挙モノの話も結構好きなので、
期待して読んだのですが、なんだかノッテいけないというか、
読みながらどうも気持ちに違和感を覚えるような本でした。
女性の登場人物が圧倒的に多いために感情移入しづらい部分もあったとは思うのですが。。

一番気になったのは、いろんな要素を盛り込みすぎていて、
しかもそれが一本の線としてつながるのでもないバラバラ感かなと思いました。
解説には、伏線になるのかと思っていたら、それとはまた違う展開が次々と・・・みたいな
表現でいいように書かれていましたが、自分的にはそれが違和感だったようです。


「当確への布石」
高山 聖史
宝島社文庫
★★☆☆☆(2点)

2008-06-24


最近ちょっと読書熱が冷めているので
気軽に読める短編集を選んでみました。

しかしどの話も暗いです。
後ろの簡単なあらすじに
「追い詰められた者たちが最後に反撃する一瞬の閃光」
とあったのに惹かれたのですが、
終わり方も何とも言えず暗いものが多かった気がします。

最後にあった著者による解説は結構面白かったです。

「LAST」
石田 衣良
講談社文庫
★★☆☆☆(2点)

2007-12-16


宮部みゆきらしい描写のうまさと後味の悪さがある一冊。
全体的にも展開がやや地味めなので、一気読みということもなし。

犯人が誰かというミステリーの要素を最後まで残しつつ
まったく別な側面に展開したりするのはうまいけど、
登場人物になんか共感できないのがあんまりやった。

あとそんな着メロ揃えるような人いるのか・・・
っていうのも疑問。。。

「誰か」
宮部 みゆき
文春文庫
★★☆☆☆(2点)

2007-10-17


リストラ面接を代行する会社っていう設定は
なかなか面白いかなーと思った買ったけど、、、
中途半端な感じで恋愛が絡んでたり
登場人物もあんまり深みがなくてイマイチ。。

勝手に1冊の長編小説と思ってたら、
シリーズものの短編やったらしく、
めちゃ普通に終わってしまったのも無念。

「君たちに明日はない」
垣根 涼介
新潮文庫
★★☆☆☆(2点)

2007-08-07


“福屋書店のオススメ”みたいな帯がついてたんで、
ほーっと思って買ってみた。
あまりのコテコテのハードボイルドの世界に
ちょっとついていけなかった。。。

もうちょい主要人物の背景をきちんと描いてもらえないと
イマイチ入り込むことができないなあ。

「償いの椅子」
沢木 冬吾
角川文庫
★★☆☆☆(2点)

2007-07-23


とりあえず・・・震災ネタの小説って好きじゃないんよね。
当時は北区といえど神戸にいたし、友だちも被災したし、
そして人間として最低な人がいるってのを見聞きしたから、
なんでそれをそこまでリアルに描写して、
それがリアリティを出すためだけのものなん?と
思ってしまう。。

あれだけ分厚い本が一気に読めてしまうんやから
内容自体はやっぱり面白いと思う。
が、、、最後はどーなのよ!?

「幻夜」
東野 圭吾
集英社文庫
★★☆☆☆(2点)

2006-11-27

“私は飛行機の中で涙が止まらなくなった・・・”
って帯に書かれててんけど、うーむ・・・

どうも俺は恋愛小説は向かないんかなー。
あと、主人公が義理の母で、母は娘に対して語りかけているのに、
それをダンナがまとめる。。
そのダンナは子供の頃から義理の母に好意的な感情を持ってた、、
というあたりがイマイチ理解できんところもあるし。

「水曜の朝、午前三時」
蓮見 圭一
新潮文庫
★★☆☆☆(2点)