2013-10-25

[読書] 光待つ場所へ

光待つ場所へ

かなり久しぶりに読む辻村深月の本。
「ツナグ」の映画化や直木賞受賞などどんどんビッグになっているのですが
どうも初期のころの作品が好きすぎて、ちょっと読むのがこわい気もしていました。

本作は辻村深月お得意のスピンオフ作品のようで、
初期作品の登場人物が出てきていることもあり、
痛々しい独特のの感情、切なさなど、ちょっと懐かしく感じる気持ちで読むことができました。
ただあまり過去の作品の人物を意識し過ぎて読むのが好きでないので
ひとつのストーリーとして読ませてもらいました。


短編が4つ収録されているのですが、個人的に好きだったのは、一番最後の「樹氷の街」です。
出てくる人がそれぞれの持ち味でありながら、合唱というイベントのもとに
ちょっと性格の悪そうな人も含め、ひとつにまとまっていくのが良かったです。


「光待つ場所へ」
辻村 深月
講談社文庫
★★★★☆(4点)

Comment:

Trackback URL: