2013-08-15

[読書] 永遠の0(ゼロ)

永遠の0(ゼロ)

超話題作なので、これまでも何度か読もうかと手にとってはいたのですが、
ちょっと話が重いし分厚いよなあ、、と敬遠していたのですが、借りることができました。

確かに戦時中の思い出を語る描写はかなり細かく、
ちょっとさらさらっと読ませてもらったりもしたのですが、
ストーリーとしてとてもうまくできているな、と思いました。


戦死した祖父の存在を知らなかった孫がそのルーツをたどるという形はよくありますが、
やはり現代の人の心情が入ったりすることで、過去の話も読みやすくなりますし、
祖父のキャラクターが筋が通っているのもとても共感できると思います。

個人的に一番良かったシーンは景浦のところでしょうか。
健太郎と最後に分かれる場面はなかなかグッとくるものがありました。

どこまでがフィクションで、というのはあると思いますが、
戦争を語り継ぐという意味合いでもよい1冊ではないかと思います。
単純に戦争は良くないというだけでなく、日本の戦い方がいかにひどかったのか、
という点においても理解しなくてはいけない気がしました。


「永遠の0(ゼロ)」
百田 尚樹
講談社文庫
★★★★☆(4点)

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