2012-08-13

[読書] ふちなしのかがみ

ふちなしのかがみ

かなりひさびさの読書ネタ。
辻村深月の短編集で、しかも初のホラー小説集であるらしいです。
デビュー作も長編でしたが、ホラーという括りに入れれそうな気がしますが、、

全部で5編あるのですが、一番良かったのは最初の「踊り場の花子」。
だんだんとゾクゾク感がこみあげてくる感じは、ホラー小説としてかなり重要。
奇抜さはないかもしれませんが、うまくまとまっているなと思いました。


ただ、ここからは個人的にうーん、、という作品が続き、
最後の「八月の天変地異」はホラー小説ではないかな、と思いますが、
青春小説として悪くないかな、という印象でした。

あまりこれは言いたくない気もしたのですが、
辻村深月の最近の作品はどうも最初の頃ほどの思い入れも、
痛々しいくらいの共感もなくなってきてしまった感があります。。

もともと作者自身を投影させたような作品が多かったので、
女性ターゲットな作品が多いという部分もあるのかなあ、と思います。
また最初の頃の「うーたまらん」という小説を期待しています。

「ふちなしのかがみ」
辻村 深月
角川文庫
★★★☆☆(3点)

コメント / トラックバック 1 件

  1. こみち より:

    辻村深月 「ふちなしかがみ」

    JUGEMテーマ:読書感想文 



     

     表題の「ふちなしかがみ」は、とてもこわい話でした。

     

    都市伝説のとおりにすると未来が見えると信じた女子高生。

    &nb…

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