2011-08-07

[読書] ルームメイト

ルームメイト

以前に読んだ「いつもの朝に」がとても良かった今邑彩。
ほかの作品をまったく読んだことがなかったので、期待しながら読みました。

意識したわけではないのですが、先に読んだ「天使の眠り」と内容がかぶってるところがあり、、
ルームメイトがまるで別人のようになり、彼女の後を追うと事件が・・・という感じです。

(以下ネタばれあり!)

結論から言うと、多重人格ものはちょっと反則だよなあ、、というのが正直なところです。
この本自体がかなり古く、「24人のビリーミリガン」が流行ったころなんだと思うので、
この時期には多重人格を扱った小説が多くあったのは承知の上なのですが。

とはいえ、多重人格はわりと早めに出てきて、最後の最後までどんでん返しを作り、
しかも一番最後の後味の悪いモノローグ4があり、
その手前で筆者から「後味が悪いのでここで読み終わってもOK」という注意書きがあるのは
なかなかほかでは見られないなーと思いました。


「ルームメイト」
今邑 彩
中公文庫
★★★☆☆(3点)

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