2011-06-04

[読書] 真夜中のパン屋さん

真夜中のパン屋さん

前に雑誌のBRUTUSで本屋特集を買い、そのときに「子どものころは本屋かパン屋になりたかったなあ」と
いうのをふと思ったところに、パン屋の小説があったので、思わず買ってしまいました。
しかも真夜中に開くパン屋という設定が何とも興味をそそります。

パン屋のオーナー暮林のおっとり感と、口の悪いが腕はすごいパン職人の弘基、
居候としてあらわれる希実、それぞれがとてもいい味を出していて、
ちょっと短編小説のように、物語が少しずつ絡み合いながら進んでいくのも
なかなか楽しかったです。
以前に読んだ「コンビニ・ララバイ」とちょっとだけ近いイメージがありました。

暮林と弘基がなぜ一緒にパン屋をしているのか、というのも意外な話でしたし、
最後のちょっと泣ける雰囲気も、かなり良かったです!

とりあえずおいしい焼き立てパンが食べたくなりました(笑)

「真夜中のパン屋さん」
大沼 紀子
ポプラ文庫
★★★★★(5点満点)

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