2011-04-21

[読書] 落下する花―月読

落下する花―月読

だいぶ前に読んだ「月読」の続編があると知って読みたいなと思いながらも
ずっと見つけられず忘れていたのですが、たまたま目立つ感じに置かれていたので、
即買いしました。

人が亡くなると月導というものが現れ、そこには亡くなった人が最期に思ったことが残されている、
そしてその思いを読み取ることのできる能力を持つ人を月読というという―

この大前提の世界観が懐かしく、ミステリーとしての要素を持ちつつも、
“人の思い”というものが非常に上手く描かれていて、短編でも味があるなと思いました。
むしろこのくらいの短編の方が読みやすく楽しめるかもという感じです。

ぜひさらなる続編を出して欲しいなと思う一冊でした。


「落下する花―月読」
太田 忠司
文春文庫
★★★★☆(4点)

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