2010-12-28

[読書] ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー

映画化もされて気になっていた伊坂幸太郎の作品が文庫化されていたので即購入。
以前に新聞の記事で伊坂幸太郎のインタビューが載っていて、
この作品について「久しぶりに自由に書いた作品」と言っていたので
そういう意味でも楽しみでした。

映画化されたという頭があるからか、もっと仰々しい逃亡劇を想像していたのですが、
実際には泥臭く、不条理さに満ちて、そして謎ばかりであるという、
主人公青柳の目線でずっと描かれている感じでした。

そして青柳をサポートする仲間たちも完全に救い出すことはできなくても
できるだけのことはやるという雰囲気が自然で良かったように思います。

結末も決してハッピーエンドではないと思いますが、
じんわりとした感動があり、特に「痴漢は死ね」の書き初めにはやられました。
(絶対そんなの書かないと思いますが。。)


「ゴールデンスランバー」
伊坂 幸太郎
新潮文庫
★★★★☆(4点)

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