2010-07-24

[ディレクション] 原因を特定するための絞り込み

何か問題点があるとき、その原因を絞り込んで、しっかり特定することは、
簡単なようで意外とできていないことが多いと思います。

私は社会人になって最初にシステム開発の会社で働いていたときに、
プログラミングを考え、デバッグをする機会がたくさんあったので、
論理的に考え、問題点(バグ)があった場合には、
だんだんとその要因を絞り込んでいって解決するという考え方の基礎を
自然と学ぶことができたと思っています。


プログラミングやコーディングの場合は、バグの場所が特定できてしまえば
修正はかなり容易になります。
ところが、どこの部分がおかしいのか検討もつかないままに、
いろんなところを修正していると、気付かない間に、
もともとのバグとは別の場所がおかしくなったりしてしまい、
余計にワケがわからなくなってしまいます。

ここで重要なのは、問題がない部分、問題があるかもしれない部分の切り分けです。
確実に問題がない部分を削っていけば、問題箇所が徐々に浮かび上がります。
デバッガがあるような場合は、それを使うのも有効な手段ですし、
CSSなどの修正の場合は、ブロック要素にわかりやすく背景色をつけたり、
関係がありそうな部分だけで一度コーディングするなど、
切り分けのための工夫をするとよいと思います。


一方、サイト運営に問題があるなどの場合は、
複数の要因が絡み合っている可能性があり、特定は容易ではありません。
ですが、その要因をきちんと分解し、単体での問題点をきっちり把握することが重要です。

例えば「サイトのアクセス数が少ない」という問題があります。
ここで「アクセスが少ないのは魅力的なコンテンツが少ないからだ」と
クライアントに言われてしまいました。

これは「リピーターがつかなくてアクセス数が少ない」場合にはもっともな話ですが、
そもそも新規のアクセス数が少ないのであれば、いくらコンテンツを充実させても
あまり意味はありません。
(もちろん増えたコンテンツに話題性があって口コミ効果が出れば別です。)
新規ユーザーを増やすには、SEOの見直し、広告展開の検討など、
サイトへの誘導口を増やすことを考えなければいけません。


このように問題点をきちんと分解し、その原因をちゃんと絞りこまないと
いつまでたっても問題が解決せず、的外れな作業ばかりが増えてしまうことになります。
最初からバッチリというのは難しいかもしれないですが、
「問題点の分解」→「原因の絞り込み」→「改善実行と検証」 を繰り返すことにより、
少しでも早く問題解決を図れるようにしましょう!

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