2010-07-20

[読書] ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。

大好きな作家の一人、辻村深月の作品なのですが、
この本に関して言えば、やはり女性が読む本なのかなーというちょっとした疎外感を感じました。

女友達という関係、母娘という関係、なんとなくではわかる気持ちはありますが、
やはり本質的には理解できてないだろうなーという印象です。
その点で★をマイナスしてしまいました。

みずほのチエに対する立ち位置もわかったような、わからないような、、
本当に微妙な心理、微妙なバランスだったように思います。
みずほと母の関係も最後まで掘り下げて欲しかったところです。

辻村深月は普通なら目を背けたくなるような人の心を、相変わらずストレートに突いてきて、
苦しさ・重さを感じるところが大きいのですが、
そこに押しつぶされるでもなく、でもすっきり解決するわけでもなく、
常に考えさせられるなあと思います。


「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」
辻村 深月
講談社
★★★☆☆(3点)

Comment:

Trackback URL: