2010-01-19

[読書] スロウハイツの神様 (上・下)



ひさびさの辻村深月本。今回も期待を裏切らない内容でいい本でした。
やっぱり人物描写がうまく、その心理の深さ、いろんなところに共感できました。

これまで呼んだ作品の中では一番あたたかい気持ちで読むことができたように思います。
切なさ、痛々しさはやや控えめな感じだったからかな。

個人的には正義のまっすぐさとそれが周りにすっと受け入れられるところ、
成功のために手段を選ばない黒木のしたたかさ、(でもコウちゃんを本当に信頼している)
全然相反するところですが、この2つが羨ましかったです。

あと装訂のタイトルの字体、イラストもかなり好きでした。
こういう本はずっと大事に持っていたいなと思います。


「スロウハイツの神様 (上・下)」
辻村 深月
講談社文庫
★★★★★(5点満点)

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