2008-11-20

[読書] 凍りのくじら


今一番気になる作家、辻村深月。
今回は、「冷たい校舎の時は止まる」や「子どもたちは夜と遊ぶ」のような
殺人がおこるわけではなく、少し新しい世界を見た気がしました。

でも登場人物の鋭く、ときに痛々しい心理描写や、
ひねりのあるストーリー展開はいつもどおり見事です。

理帆子の読書観、別所の冷静さ、ドラえもんへのオマージュなど
共感できるツボがありすぎて、無条件で5点満点です。


「凍りのくじら」
辻村 深月
講談社文庫
★★★★★(5点満点)

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