2008-02-07

[読書] 月読


この本の中では人が死ぬと「月導」なるものが残る。
何が残るかは人によってさまざまで、
石であったり、ランプであったり、冷気であったりと
何が残るかは出現するまでわからない。

このことがあまり最初にじっくり解説されてないので、
とりあえず面食らった。
で、この「月導」には亡くなった人の思いが託されていて、
それを読み取る能力を持っている人を「月読」という。

なんかファンタジー小説っぽくもあるのだけど、
それ以外はいたって普通の世界。

ミステリーとしてもとてもしっかりしているし、
(ちょっとてんこ盛りに詰め込みすぎか?)
登場人物も個性があってよい!
これは続編読んでみたいかも。

「月読」
太田 忠司
文春文庫
★★★★☆(4点)

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