2006-09-04

[読書] 僕たちの戦争

タイムスリップで現代と昔の人が入れ替わるというのは、
まあ小説としてはわりとありがちな話やと思うけど、
戦時中という特殊であまり明るくはない時代の話を、
ユーモアを交えつつなんだか明るく描けてしまうのは
荻原浩ならではかもと感心。

海外小説のようにくどいジョークはあんま好きじゃないけど、
荻原浩の独特のユーモアは好きやなあ。
電車で読んでてもつい笑ってしまいそうになった。

健太、吾一とも本来とは違う時代でも自分らしさを失わなくて、
そこが読んでて心地いい感じ。
そして戦争というものを考えさせるところもさらっと
入れてあったりするのがまた上手いなと思う。

最後はどう終わらせるのかドキドキしたけど、
やっぱこれしかないよな~という感じやった。

「僕たちの戦争」
荻原 浩
双葉文庫
★★★★★(5点満点)

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