2006-04-14

[読書] 国家の品格

“品格”というには少々乱暴な文章かもしれないけど、
はやるブログとかにしてもちょっと毒舌系だったりするし、
面白く読みやすいと思う。

論理のスタート地点が大事とか、国語・英語教育の問題など
なるほど~という話も多く、気持ちいいものがある。
著者は数学者のため、数学にちょっと力の入った部分はあるが、
国語の大切さも同様(それ以上?)に説いているし、
問題点を提起した上で、ではどうするかというところまで、
きっちり書かれているのがいい。

最初に著者が断っているように、品格のある文章ではないし、(失礼!)
著者の思い入れがダイレクトに文章になっていて、
ちょっと極論かなという部分もあったりするので、
レビューなどを見るとかなり賛否両論あるみたいやけど、
どちらにせよこういう問題を考えさせる機会を与えたという点で
価値の高い本だと思う。

「国家の品格」
藤原 正彦
新潮新書
★★★★★(5点満点)

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