2006-04-02

[読書] 娼年

20歳で娼夫になる青年というちょっと重そうな話も
石田衣良が手掛けるとなんだかさわやかな優しい話になってしまう。
ただ今回に関してはちょっときれいすぎるかなーという気が
しないでもなかった。

少年の母との話もそれほどは深く掘り下げられてないと思うし、
多様な性描写があるにもかかわらず、どれも主人公の目を通すと
きれいになってしまう。

あと主人公が、娼夫に反対する女の子に対して強制されたと感じている。
この本でたびたび出てくる「普通」という感覚が、
主人公の中でおかしくなっているような気がするのは
自分だけだろうか。。

「娼年」
石田 衣良
集英社文庫
★★★☆☆(3点)

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