2006-01-25

[読書] 星々の舟

家族のそれぞれが主人公になった短編集で、
特に話がつながっているわけでもない。
どの人物もそれぞれ人生に痛みを持っていながらも、
あまり重々しくしていないところはさすが直木賞受賞作かな。

でも兄妹が15年気持ちを引きずるってのはあんまり共感できなかったかも。
そういう点では、貢と美希の話はもっと現実味があってよかったと思う。

あと最後の重之の話は戦争の話がメインで
あとがきを読むと戦争は語り継いでいかないととあったので、
その部分は作者が書きたいところやったんやろうけど、
そこだけ他の話と比べて浮きすぎていたような・・・。

「星々の舟」
村山 由佳
文春文庫
★★★☆☆(3点)

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