2006-01-10

[読書] 博士の愛した数式

「記憶が80分しか持たない」
こんな登場人物はなんとなく東野圭吾を連想させる気がした。
内容的にはミステリーでもなく、全然違うんやけど。。

主役が堅物の数学者であるというのが意外性があり、
数字オタクでありながら、子供は何よりも優先するという
ちょっと相反する性格が読者を惹きつける要因かな。

舞台となる時代が阪神がヤクルトにあとちょっと届かず
優勝を逃す92年というのが、自分の大学時代だったので、
ちょっと懐かしかったのもポイント高かったかも(笑)。

終わり方も全体の雰囲気同様に淡々としている感じで、
でもそれがいい余韻をつくっている気がした。

ちなみに解説もなかなかよかった。

「博士の愛した数式」
小川 洋子
新潮文庫
★★★★☆(4点)

Comment:

Trackback URL: