2006-01-06

[読書] 模倣犯(一)~(五)

この本が出た当時はどうなのかはわからんけど、
いわゆる劇場型犯罪というのが今は目新しくないので、
その点での新鮮味は感じなかった。
とはいえ、さすがは宮部みゆき、登場人物やストーリーの
緻密さはただただ感心。

犯罪者、犯罪被害者、それぞれの家族などにスポットをあてたり、
犯罪に対する一般の人の反応、刑事、ジャーナリストなど、
いろんな側面から事件を見るようになっているのだが、
なーんとなくどれもあらためて書かれなくてもというような・・・
その結論が出るような問題でもなく。
もちろん結論が出るわけではないが、それぞれの人が
こういう犯罪について考えることは重要だとは思う。

でもでもそれで5巻もいるかなあ?という疑問は消えず。。
別に読むのがしんどいなんてことは全然なかったけど、
そこまで長くする必要はあったのか??
あと販売時期を分けるのはやめてほしいなあ。

「模倣犯(一)~(五)」
宮部 みゆき
新潮文庫
★★★☆☆(3点)

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