2005-10-27

[読書] ハル

たとえ鉄腕アトムや鉄人28号世代でなくとも、
男なら誰でもある程度はロボットへのあこがれというか、
ワクワクする想いを持ったことがあると思う。

ロボットが家庭にあるのが当たり前になってきているという
近未来を舞台にした短編集。
(微妙に関連付けしてあったりもするけど)

ロボットに対するあこがれ的な想いと現実とのギャップなど
結構リアルに書かれていると思う。

特にロボット当たり前世代の青年が、
「僕らにとって、ロボットは手足をその都度取り替えたり
バージョンアップしていくのが当然ですから」
というのはあまり考えていなかったけど、
当然そうなるのが自然かもと感心した。

ロボットと人間の共存というのはよくあるテーマやけど、
あまりそこばかりにこだわらずに、(あとはアトムと)
日常の中での自然なロボットとの関わりなんかに
スポットを当てたら面白かったような気がする。


「ハル」
瀬名 秀明
文春文庫
★★★☆☆(3点)

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